イービーエムが、今想いを聴きたい方にインタビューするさやん Special interview、今回は ANAビジネスジェット株式会社 代表取締役社長 片桐様とイービーエム専務取締役 清賀の対談が実現しました。
お客様にパーソナルなサービスを届け、お客様が過ごす時間を豊かにしていく、その共通の役割を持った2社が、お客様への想いを語り合いました。

− 時間価値を高める、ビジネスジェットという選択肢 −

ビジネスジェットを活用したチャーター手配を行う会社として、2018 年に設立された ANAビジネスジェット。定期便が運航していない区間のフライトや柔軟な渡航スケジュールなどを可能にする、オーダーメイドのフライトプランを提供されています。
限られた時間の有効活用や、完全プライベートの空間、パーソナルなサービスの実現により、一つの移動手段の価値を越え、お客様の成功や充実をサポートされています。

片桐社長:限られた時間で多くの都市を回る経営者の方、乗り継ぎが不便な場所に工場を持つ企業の方など幅広くビジネスに有効活用していただいています。また、余暇をゆっくりとリゾートで過ごすためにご利用されるお客様もいらっしゃいます。
アメリカやヨーロッパでは、ビジネスジェットは一つの交通手段の選択肢として確立されており、これを有効な移動手段としてお客様の選択肢となるよう日本でも広めていきたいと思っています。また、日本にもそのような新たな選択肢が生まれることを、将来の夢や希望として感じてくださる方がいらっしゃることを感じています。

− 挑戦し続けるために、自分をいたわる −

片桐社長:ご利用いただくお客様の中には非常にお忙しく、時間はお金には代えられない、とおっしゃるお客様がたくさんいらっしゃいます。限られた時間の中で、機内だけが休まる時間だよ、というお声をいただくこともあります。お疲れを癒やしてくださるイービーエムスタッフの方が機内にいらっしゃれば、きっと喜ばれるでしょうね(笑)
私もイービーエムの施術を体験させていただきましたが、なぜか完全に頭の中が無になり、至福のひと時だと感じました。こうしてリラックスさせていただくと、眠りが深くなると感じます。

清賀:お手入れ中は、ショートトリップしたかのように 2〜3時間、しばし忙しさを忘れて 頂いて、溜まった疲れや気を流していただきたいと思っています。
その方が過ごされた時間によって生まれるしみやしわは、年輪として素敵なものでもあるのですが、素肌にはその方の内臓の健康、心の健康、しっかり眠れているかなどが表れるものですので、心身共に健全であることから生まれる素肌美、を提供させていただきたいと思っています。素肌美、とは健康美ですから。

片桐社長:なるほど。ちょうど先日、弊社が大変お世話になっているお客様にお話を伺う機会がありました。80歳を超えていらっしゃいましたが、シャキッとされていて、新たにフランスにワイナリーを持たれ、これから自分のブドウを作ったり、レストランを作ったりしたいと、まだまだ夢を持たれているのです。立派な方だと感銘を受けました。
そうした挑戦ができるのも、自身の健康があってこそですね。
私自身、何事もチャレンジ、というものが非常に重要だと思います。私も60歳を越えてからこのビジネスジェットの事業に挑戦し、この年齢からの新たなスタートとなったことに驚きもありますが、もちろん非常に強い想いを持っています。ワクワクと同時に、疲れも溜まりますが。(笑)

清賀:頑張る方こそ、限られた時間を、ご自身をいたわるために使われることも大切ですよね。共にお客様の大切な時間や健康、そういったお金に代えられないものを豊かにしていくために尽くしていきたいですね。

− お客様お一人おひとりの時間に寄り添う −

新型コロナウイルスの影響で、移動するということに大きな制限がかかった2020年。それでも、「有難いお客様に支えられています。」と語る片桐社長。
一つ一つお届けしてきた感動、まごころ、その人の最高の時間を彩る想いが、今に繋がっているのだと感じられます。

片桐社長:お客様がそれぞれ、どのような機内での過ごし方をされたいか、というのは徹底して気を配っています。お客様の目的やご嗜好など、細かくスタッフ同士でブリーフィングします。ビジネスジェットの場合、特にお客様のご希望、ご嗜好に合わせたサービスが重要になります。

清賀:だからこそ、大事なお仕事の会議や準備の場所として利用されたり、反対に唯一の休まる空間としてご自宅の延長のようにゆったり過ごされたり、移動時間もお客様にとって価値ある時間の過ごし方ができるのですね。

片桐社長:そのためにお客様への事前のお伺いはもちろん、お客様と過ごす中で気づいたこと − 例えば、朝お水を飲む際にはいつもレモンを絞られる、などちょっとしたことまで、スタッフ同士の横のコミュニケーションで共有し、機内でのサービスにも取り入れていきます。とにかくお客様に喜んでいただくこと。御社でも同じだと思いますが、お客様が何を望まれているのか、というのがサービスの原点ですね。

清賀:そうですね、私たちも日々心がけています。乗務されるスタッフは、やはり特別な訓練や経験を積まれているのですか。

片桐社長:そうですね。特にビジネスジェットの場合、客室乗務員が現地での食事の手配、お帰りの最適なフライトの準備など、お客様のご嗜好やご都合に合わせた様々なアレンジを行うため、お客様をよく理解したサービスが重要になります。元々エアラインで豊富な経験を積みながら他の業界でも勤務された方、結婚などライフスタイルの変化で一度社を離れた方など、多様な経験を積んだ方が専属で乗務するということもありますね。

清賀:そうなのですね。弊社でも、産休や育休を取りながら仕事を続け、経験を積んでいるスキンケアアドバイザーが多くいます。4人の子供のママ、というアドバイザーもいますね。
そして同時にお客様も、ライフステージの変化を経ながら長いご縁をいただき、お子様やお孫様までご縁をいただいているお客様もいらっしゃいます。そのように、その方のライフス テージが変わっても、その方の人生に長く寄り添える企業でありたいと思っています。

最後に片桐社長より、読者にメッセージをいただきました。

片桐社長:ビジネスジェットは一度体験していただければ、必ずやご満足いただけると思います。完全なプライベートの空間と、お客様の限られた時間を有効に使えるよう、移動時間の短縮、そのための最高な移動手段です。
もちろん、楽しいご旅行にもご利用ください。例えば親子三代での記念のご旅行など、素敵な機会を持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのようなお客様の大切な時間の演出に、私共がお役に立てれば、心より嬉しく思います。

社長ご自身の休日の過ごし方を伺うと、「休みの日は仕事のことは忘れます。眠る前に一人でテレビを観る時間が至福です。」と笑われる片桐社長。それでも、「どんな時も、お会いしたお客様のお名前やその方のご嗜好はすぐに頭に浮かびますね。」と温かい笑顔で語られました。

お客様の人生は、お客様が過ごされた時間の積み重ねでできていく―だからこそ、お客様の時間を、より実りあるものにするお手伝いをしたい。
そして、お客様の成功や向上、人生の充実といった幸せのお手伝いが出来たら...そんな想いを共有した対談となりました。

Profile
ANAビジネスジェット株式会社
代表取締役社長

片桐純様
1956年東京都生まれ。ANAビジネスジェット代表取締役。全日本空輸株式会社に入社し、マレーシアやタイでの海外勤務を経て、東京支店長を歴任。
営業の第一線にてお客様との接 点を常に大切にし、ANAグループの国際線事業の拡大に尽力。今は「孫たちとの時間が一番」。

清賀千江子
1952 年福岡県生まれ。株式会社イービーエム専務取締役。短大卒業後、地元テレビ局に就職。企画会社の社長を経て現職に至る。株式会社イービーエムのプロデューサーとして、時代の先を読むコンセプトサロンの立ち上げや、基礎化粧品、美容健康食品の開発を行う。野の花作家としても活躍中。