季節の変わり目は、肌も身体も不安定になりがち。特に今年の夏は厳しい猛暑日が続いたため、なかなか気温の変化についていけず、肌や身体に不調が出ている方も多いのではないでしょうか。そんな時は「スキンケア」に加え、「インナーケア」も意識し内側からと外側からの「Wケア」が大切です。スキンケアは普段から行っている方が多いと思いますが、インナーケアも意識して内側からもすこやかな肌や身体をつくり、冬に備えましょう!
インナーケアとは
インナーケアは、メイクによる肌悩みのカバーや、スキンケアによる肌の表面へのアプローチではなく、身体の内側から肌本来の美しさやすこやかさを引き出す美容法のことです。
インナーケアの基本
インナーケアは、「栄養バランスのとれた食事」「適度な運動」「十分な睡眠」を意識して、生活の質を上げることによって身体の内側から生き生きとした美しさを導きます。
●栄養バランスのとれた食事
ビタミンを摂るために、野菜を食べることを心がけている方も多いと思います。しかし、日本の野菜は昔に比べて栄養価が落ちていることをご存知でしょうか。現代では、自然由来の有機肥料の代わりに、化学肥料が広く使われています。化学肥料は収穫効率が良い反面、微生物のエサにならないため、農地の微生物は激減してしまいました。また、化学肥料はビタミンや鉄分などを含んでおらず、その上ビタミンや鉄分などを作ってくれる微生物が激減したことで、現代の日本の野菜は栄養価が低くなっているのです。そのため、野菜を選ぶ時は、有機肥料で育った野菜を選ぶよう心がけてみましょう。しかし、普段の食事だけで必要な栄養素をすべて補うのは難しいので、悩みに合わせて不足しがちな栄養素をサプリメントで補うことをおすすめします。食物やサプリメントから補給するおすすめの栄養成分をご紹介します。
●適度な運動・十分な睡眠
日常生活に、軽いストレッチや有酸素運動を取り入れましょう。特にインナーマッスルを鍛えるトレーニングは続けやすく、健康づくりにおすすめです。また、質の良い睡眠を心がけて睡眠時間を7時間程度確保し、ホルモンの分泌が高まる0時~3時の間にぐっすりと眠りにつけるようにしましょう。就寝の1~2時間前に38~40度のお風呂に20分位ゆっくりと浸かると寝つきが良くなります。
インナーケアとスキンケアのWケアで得られる相乗効果!
インナーケアとスキンケアのWケアは、内側からと外側から同じ成分を取り入れると非常に効率が良く、おすすめです。ヒフの日通信6月号で特集した「天然ヒト型セラミド」は、Wケアにおいて特に良い例と言えます。「天然ヒト型セラミド」は天然由来なので「飲む」こともできるうえ、吸収されやすい「ヒト型」なので肌へ「塗る」のにも最適なのです。
インナーマッスル
インナーマッスルとは、身体の深部に位置する様々な筋肉の総称です。インナーマッスルを鍛えると姿勢の改善・基礎代謝の向上・運動機能の向上といったメリットがあります。また、インナーマッスルは低負荷のトレーニングの継続で鍛えられるため、始めやすく続けやすいトレーニングです。
ヒップリフト:美背中・ヒップアップ・姿勢改善
➀仰向けに寝た状態で膝を立てる。
②ゆっくりお尻を持ち上げる。
③肩から膝まで一直線になったらゆっくりとお尻を下ろす。
☝ポイント
1日に10回×3セットを目安に行いましょう!