気温や湿度の高い季節が今年もやってきました。雨や湿気、激しい気圧の変化など、ストレスや疲れが多い時季こそストレスケアの重要性が増してきます。しかし、何にストレスを感じるかは人それぞれ異なり、そのため自分に合うストレス解消法も異なります。ストレスに上手く対処するには、まずは自分について深く知ることが大切です。そこで、今月は「ストレスと自己理解」について特集します。自分のストレスや疲れの原因を知るだけでも気持ちが楽になることもあります。自分の特性を理解して、ストレスに上手く対処しましょう。
ストレスを感じると身体にどう影響がある?
ストレスを感じると交感神経が優位になり自律神経やホルモンバランスが乱れたり、肌のターンオーバーが乱れたりしてしまいます。そして、気分の落ち込みやイライラ、不眠、肩こりや頭痛、胃や腸の不調などを引き起こしてしまいます。また、肌のターンオーバーが乱れると、バリア機能が低下し、紫外線などの外的刺激に過敏になり、肌あれしやすい状態になってしまいます。ストレスは万病のもとと言われることもあり、美容や健康の大敵です。ストレスを感じたら、溜め込まずに解消することが大切です。しかし、SNSなどでよく目にするストレス解消法を試してもあまり効果が感じられないという方も少なくないのではないでしょうか。それは自分に合っていないからかもしれません。
ストレスの感じ方は人それぞれ
ここで、学校の授業や仕事の会議などを想像してみてください。
➀口頭で説明を受けるよりも文字や図で説明された方が理解しやすい方
(視覚的に認識するのが得意な方)
②文字や図で説明を受けるより口頭で説明された方が理解しやすい方
(聴覚的に認識するのが得意な方)
➀の方は口頭での説明ばかりだと、情報処理が追いつかずにストレスがかかりやすくなります。一方、②の方は文字を読むばかりだとストレスがかかりやすくなります。このように、同じシチュエーションでもストレスに感じることは一人ひとり違います。ストレスの感じ方が違えば、ストレス解消法も同じではありません。そこで、自分は何にストレスを感じやすいか、どのようなストレス解消法が合うのかを理解することが重要になるのです。
イービーエムの「ボイセラ」で自己理解が深まる?!
自分が何にストレスを感じやすいか、どこに疲れが出やすいかなど自分の特性を調べる際、専門機関で特性テストや心理テストを行うこともあると思いますが、専門機関に行くのは少しハードルが高く、インターネットで無料の簡単チェックをしてみてもあまり詳しく分からず、どうしたら良いか分からない方もいらっしゃると思います。
イービーエムでは「声」を測定し、自分の特性やどういうストレスを受けやすいかを可視化して分析することができる「ボイセラ」が開発されました。自分の特性を理解することで、自分に合う美容や健康のケアやストレス解消法を見つけることができます。例えば、視覚的に認識するのが得意なタイプの方は、気づかないうちに目を酷使しており肩や首にも疲れが出やすい傾向にあります。自分でそれを理解できていると、時々目を休ませるよう心がけたり、肩や首のストレッチを行うよう心がけたりすることで、ストレスや疲れを溜め込みにくくなります。
まず自分の特性を知り、自分に合ったストレス解消法を行うことがストレス対処の近道となります。どの特性が優れている、劣っているという区別ではなく、自分の特性を理解して受け入れ、上手く対処することが大切です。