春になる前に！うるおい肌で肌トラブル知らず♪

今の季節、特に寒い日は家の中で過ごすことが多いのではないでしょうか。
エアコンをつけた部屋にずっと居ると、いつもよりも肌の乾燥を感じることはありませんか。

肌にとって理想的な湿度は60％～65％ですが、室温20度の設定でエアコンを使用した場合の部屋の湿度は、平均すると20％とも言われます。
そのためしっかり肌の乾燥対策をしないと、肌の水分はどんどん失われてしまうのです。
エアコンをつけた部屋では、加湿器などを利用して湿度をコントロールするのがおすすめですが、なかなか冬に60％の湿度にすることは難しいとも言われています。
加湿器だけに頼らず、肌自体を乾燥させないようにしっかりとスキンケアをしていくことが大切です。

乾燥が引き起こす肌トラブル

健康な肌はキメが整っており、肌内部の水分が保たれていて、真皮のコラーゲンやエラスチンの状態も良く、ハリや弾力もあります。
健康な肌が本来持っているバリア機能が、肌を外からの刺激から守り、また内側のうるおいを逃がさないようにしてくれています。
しかし乾燥している肌は、キメが粗くなっていて、余分な角質が溜まり、透明感を失ったくすんだ肌に見えてしまいます。
また、バリア機能がきちんと働かずどんどんうるおいが外に逃げることで、ハリや弾力を失い、様々な肌トラブルや老化を進行させてしまいます。

シワ

肌に弾力が無いとできやすくなるのが、シワ。
この弾力を維持するために重要なのが肌の水分量です。
乾燥している肌は弾力が減ってしまうため、どんどんシワが増える可能性が高くなります。
特に目の周りは、皮膚がとても薄く乾燥しやすいため小ジワができやすく、乾燥した状態をそのままにしておくと深いシワになってしまいます。

ニキビ

乾燥とニキビは関係が無いと思われがちですが、実は肌が乾燥すると皮膚をうるおわせるために皮脂が過剰に分泌され、毛穴に詰まりやすくなります。
そして肌が乾燥するとバリア機能が弱まるため、雑菌が繁殖しやすい環境になり、ニキビができやすくなります。
しかも、乾燥してニキビができている肌はターンオーバーが正常に行なわれていない場合が多く、一度できたニキビが治りづらくなり長く残ってしまいます。

敏感肌

肌が乾燥すると、肌のバリア機能が低下し、外からの刺激に弱くなります。
その結果、今まで健康な肌の時には気にならなかった刺激にまで過敏に反応して、かゆみや痛みを伴うことになります。

シミ

乾燥した肌はターンオーバーが正常に行われていないことが多く、そのため、本来外に排出されるはずのメラニン色素がいつまでも肌の中に残っている状態になります。
また、メラニン色素は紫外線や摩擦など外からの刺激によって作られる量が決まりますが、肌が乾燥すると必要以上に作られてしまい、シミが濃く大きくなったり、増えていってしまうのです。

また、ニキビや皮脂が気になるからと、洗浄力の強い洗顔料で必要以上に洗顔してしまうことがあります。
しかし洗浄力の強い洗顔料は、必要以上に皮脂を取り過ぎてしまうことになり、肌をうるおわせるために皮脂が過剰に分泌し、結果毛穴に詰まりやすくなる、といった悪循環となってしまいます。
優しい洗浄成分の洗顔料に変えたり、必要以上にこすらないように気をつけたりと洗顔を見直してみるのも大切です。

これから春に向け、肌トラブルに悩まされる方が増えると言われています。
春は紫外線も強くなり、また花粉症の症状で悩まされる方も多いと思います。
花粉症ではない方も花粉によって肌トラブルが起きてしまうこともありますので、今のうちからしっかりと乾燥対策をして、春も美肌で過ごしましょう♪
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