「MIRAIWA+」から歯の健康を考える口から始まる
美と健康

「MIRAIWA+」から歯の健康を考える口から始まる
美と健康

特集2「MIRAIWA+」から
歯の健康を考える

口から始まる
美と健康

私たち一人ひとりの健康は、実は、地球全体の健康とつながっています。
自然を守ることが私たち自身を守るというプラネタリーヘルスの考え方に出会い、近年イービーエムでは「MIRAIWA+(ミライワ)」ブランドを立ち上げ、人の美と健康を支える 〝菌〟 のチカラに着目した商品開発を行っています。

今回ご紹介するのは、ヒトが持つ「善玉菌」のチカラで、口と歯の健康を守る研究を20年以上続けてきた歯科医師の田邊先生のお話です。
学術的なエビデンスを基に、豊かな人生を送るためになくてはならない歯を守る善玉菌と歯の関係を語っていただきます。

「MIRAIWA+」から、大切なあなたへ。
口腔ケアを通して、美と健康を見つめます。

(右)ゲスト 田邊たなべ 一成かずなり 先生

たなべ保存歯科 院長
歯学博士/歯科麻酔認定医

(左)聞き手 清賀きよが 邦子くにこ

株式会社イービーエム 取締役
美容家/スキンケアアドバイザー
EBM菌活アドバイザー

全身の美と健康を育む口の健康

1本の歯を守る思い

清賀菌活ブランド「MIRAIWA+ (ミライワ)」のオーラルケア商品の開発者である歯科医師の田邊一成先生をお迎えして、私たちの美と健康を守る「歯」のお話をうかがいます。先生は医院を開業されながら、歯の健康を守る乳酸菌について20年以上も研究を続けられています。

田邊先生歯科医が乳酸菌の研究をすること自体、珍しかったので、エビデンスを示すことは信頼を得るためにも重要だと考えています。2022年には、科学系学術誌「Life」に論文が掲載されるなど、今では世界的な評価も得てきています。

清賀乳酸菌の研究を始められたきっかけはなんでしょうか。

田邊先生大学で研修医をしていた時、手に負えないような歯周病の患者さんに、口は腸の上流で同じ消化器官なので、腸に効く乳酸菌の整腸剤をすすめると、歯周病が劇的に改善することがありました。そこにヒントを得ました。

清賀当時から乳酸菌に着目されていたのですね。そこから現在へ続く研究への思いをおうかがいしたいです。

田邊先生歯磨きを頑張っていても悪くなる人もいます。悪くなってしまったら抜くのではなく、悪くならないように、口腔内の環境を整えて、本来の自分の歯を健康に大切にしたいという想いで研究に向き合ってきました。

清賀素敵です。私たちイービーエムも肌の土台を整えて本来持つ肌の美しさを輝かせたいという想いでやってきたので、先生の想いに共感します。一人ひとりが持っていらっしゃるものを活かして、さらに良くしていくお手伝いができたらと常々思います。

口の中の細菌がカギ

清賀そして製薬会社や大学とも共同研究を重ねて、善玉菌「WB21乳酸菌」にたどり着かれたのですね。

田邊先生はい。この「WB21乳酸菌」は、健康な日本人から見つかった善玉菌で、身体の中の悪玉菌と戦う力を持っています。口の中だけでなく、胃や腸でも働き、本来の免疫機能を高め、毎日の健康維持に役立つ頼もしい善玉菌なのです。

清賀注目すべき「WB21乳酸菌」ですが、口の中でどのような働きをするのでしょうか。

田邊先生口腔内には虫歯菌や歯周病菌、胃がんや大腸がんとの関連があるピロリ菌やフゾ菌などの悪玉菌も含めて、100億以上の細菌が棲んでいます。ここに善玉菌である「WB21乳酸菌」を働きかけたところ、口腔内環境が改善しました。さらに腸内の解析も行ってみたところ、腸内善玉菌が増加したのです。たくさんの種類の善玉菌が増え、口も腸も良い環境が整ったんですよ。

清賀口の健康が腸にまで、良い影響を与えるのですね。

田邊先生口は胃や腸へ続く入り口ですから、口腔内の環境を整えることは大切なんですね。

2023年11月に札幌市で行われた「第18回直立歯科医学研究会北海道大会 特別講演」

「口の菌活」
はじめましょう!

善玉菌を増やして
悪玉菌を追い出す

清賀「WB21乳酸菌」が、虫歯や歯周病予防にどう役立つのか、少し詳しく教えてください。

田邊先生虫歯や歯周病を防ぐために、口の中を殺菌して悪玉菌をなくせばいいと考える人も多いと思います。しかし、殺菌剤は良い菌も悪い菌も区別なく殺してしまいます。

清賀だから、悪玉菌が原因の虫歯や歯周病の対策には、生きた乳酸菌「WB21乳酸菌」が良いのですね。

田邊先生そうです。 〝善玉菌を増やして悪玉菌を追い出す〞 という発想で、菌バランスを整えて、口腔内の健康を保ってくれるのが、「WB21乳酸菌」です。

▲ヘルシンキ大学の虫歯菌研究のパイオニア AlaLuusua教授(左)、Jouko博士(右)を訪問。「個人として招かれるのは極めてまれで光栄なこと」と田邊先生。

▲記念に直筆サインをAlaLuusua教授の有名な論文に。

習慣にしたい善玉菌ケア

田邊先生生きた乳酸菌によるケアは、口から入り、全身にも良い影響を与えることができるので、歯周病など歯のトラブルだけでなく、身体や肌のお悩みを持つ方々にも喜ばれています。

清賀さまざまな菌ケアがある中、「WB21乳酸菌」はさらに注目を集めそうですね。乳酸菌によるケアはお悩みに関係なく誰にでも合うので、本来の美と健康を高められると感じました。最後に日常で意識すると良い歯磨きのポイントはありますか。

田邊先生1日に1回だけは歯ブラシや歯間ブラシで丁寧に歯を磨き、善玉菌を取り入れ、殺菌剤を使わないことをお勧めしています。

清賀歯磨きをするタイミングは、いつでもいいのでしょうか?

田邊先生時間はいつでもかまいません。虫歯や歯周病をなくすためには、プラークの中にいる悪玉菌を除去しなくてはいけません。歯ブラシや歯間ブラシで磨く過程でプラークの表面のバリアに傷をつけ、そこに「WB21乳酸菌」が入っていけば、悪玉菌をやっつけてくれます。毎日続けると良い口腔内環境を維持できます。

清賀先生のお話で歯のケアの考え方が変わりました。口の中をいい善玉菌で満たす健康習慣を持つ「口の菌活」がポイントですね。毎日のケアで口腔内が変わることで、お客さま自身が持つ本来の美しさや健康を目指せることは、本当に素晴らしいことですね。

田邊先生そうですね。口の菌活で美と健康を守りましょう。

たなべ保存歯科 院長
歯学博士/歯科麻酔認定医

田邊たなべ 一成かずなり 先生

九州大学歯学部卒業。同大学歯学部第2保存科入局、同大学院博士課程を経て、2004年3月たなべ保存歯科を開業。善玉菌「WB21乳酸菌」と口臭、虫歯菌、歯周病菌に関して、北海道医療大学、福岡歯科大学、九州大学、わかもと製薬(株)と共同研究を実施。予約3年待ちの歯医者さんとしても有名。

株式会社イービーエム 取締役
美容家/スキンケアアドバイザー
EBM菌活アドバイザー

清賀きよが 邦子くにこ

美容家歴約20年。イービーエムスキンケアスタジオ国内外約40店舗の統括、教育、開発責任者。健康な心身から生まれる、その人自身の美しさを輝かせることを大切にし、お客さまの心身に寄り添った施術、商品の提供と開発に尽力している。

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