<第1章>
ゆらぎは自分らしく生きる鍵
生きとし生けるものは
みなゆらいでいる
清賀物理学者の柊木匠先生に、ゆらぎについてお話をうかがえるということで、とても楽しみです。
柊木先生こちらこそ。イービーエムには「ゆらぎたおる」という名のサービスがあると聞き、「面白い会社だな」と思っていました。
清賀微細な振動を持つ天然活性水を含ませた「ゆらぎたおる」を使った「ゆらぎトリートメント」はとても人気のお手入れです。また、独自の振動美容による化粧品開発や、心を込めた「手あて」など、イービーエムは 〝目に見えないこと〟 も大切にしてきました。
柊木先生ゆらぎには、物質的なゆらぎとメンタル的なゆらぎがあります。すべてのものがゆらいでいて、微細に振動しています。この世界は振動の世界とも言えるでしょう。もしゆらぎが止まったならば、細胞は死んでしまいます。それが物質的なゆらぎです。
清賀メンタル的なゆらぎとは、どんなものでしょうか?
柊木先生楽しい、悲しいなどの感情です。簡単に言うと、良い方と悪い方、陰と陽、その間でゆらいでいること。感情がゆらぐのは普通のことで、必要なことです。一番気をつけなくてはならないのは、どちらかに偏ってしまうこと。悲しみや負の方に偏ってしまったり、ゆらがなくなってしまったりすることです。
清賀人間は適度にゆらいでいることが大事なのですね。
柊木先生そうです。ゆらぐことは当たり前なのです。ゆらがない人はまずいません。
清賀確かにそうですね。身体がガチガチで硬い状態が続くと、だんだん無感情や無表情になってしまいます。お手入れで肌と身体が変わることで心にゆらぎが生まれてくると、表情まで生き生きと変化することを私たちスキンケアアドバイザーは日々体感しています。
柊木先生心と身体はつながっているので、心のゆらぎの状態が肌に出てしまったりします。施術の中で、皆さんが感じているということですね。
清賀はい。身体が伝えてくれる自分の状態をまず知って、適度なゆらぎに整えていくというケアができたときに、お客さまがきれいになっていかれるのだと思います。
柊木先生人によって、ゆらぐ幅は異なりますが、幅が大きいとメンタル的に上下動が激しくなります。毎日大きくゆらいで喜怒哀楽がすごく激しいと疲れたり、つらくなってしまいますよね。いかにゆらぎの幅を小さくしていくかが、ポイントです。
心と身体のために
ゆらぎの幅を小さくする
清賀「ゆらぎの幅を小さくする」ことが大事なのですね。
柊木先生はい。私たちの細胞は必ず固有の振動数というものを持ってゆらいでいます。肝臓、腎臓といった臓器もそれぞれの細胞によって振動数が違うのです。場所によって大きくゆれていたり、傾いたままの方もいます。いかにゆらぎを小さくして適度なゆらぎに整えていくかが、とても大事なことです。
清賀部分的ではなく、身体全体に目を向けながら、肌と身体をケアしていくことで、最終的に心のゆらぎを整えていくことが、私たちの大切な役目だと思っています。
柊木先生メンタルのゆらぎは、身体から整えるというのが一つの方法です。イービーエムのお手入れや五感美容の考え方にもつながりますね。
清賀そうですね。心地良さや癒やしをたくさん感じていただきながら、肌と身体、心が輝いていくようなケアを大切にしていきたいと思います。
ゆらぎから見えてきた光
清賀物理学者である先生が、ゆらぎをテーマにしたきっかけや、後ほどご紹介する「ボイステック」の診断にたどり着くまでのお話をうかがえますか。
柊木先生会社員として働いていた頃頑張り過ぎた私は、過労で倒れてしまい、「人生が終わった」と、負のゆらぎに落ちていったのです。その状態から抜け出そうともがいている時期に、心理学や精神世界の話に触れました。引き寄せの法則や願えば叶うといった話です。これは物理学にも通じると感じて調べてみると、目に見えないことや、心理学、精神世界のことを物理学の視点から語っている人がいないことに気が付きました。「よし、書いてみよう!」と思って本を書き始め、でき上がったのが『スピリチュアルと物理学』です。その中で自分らしさや役割に気付けたことで、力を取り戻していきました。
清賀そうだったのですね。仕事や家庭で、毎日忙しく頑張っている方は、自分が我慢していることも、限界も分からなかったりするようです。だからこそ、私たちも、心と身体が十分頑張っていることをお伝えしたり、少し立ち止まって、自分をいたわるきっかけをつくって差し上げたりすることが、役割なのだと思っています。
柊木先生自分の心に気付かなくなること、自分を見失うことは、大きくゆらぎがちになる原因です。自分の立ち位置が分からないから、どこに行くかが分からない。何をやればいいか、どうすればいいのかが分からないから、迷ってしまう。
清賀そこで、「ボイステック」にたどり着かれたのですね。
柊木先生そうです。自分自身の経験からも、人が生き生きと過ごすためには、自分らしさ、自分の進む道が分かること、そしてそこに光を当ててくれる人がいること。この二つが必要だと思っています。そこで、声の周波数から自分らしさを視覚化する「ボイステック」の開発に至りました。
<第2章>
「ボイステック」から
美と健康を導く「ボイセラ」へ
自分の個性が視覚化される
「ボイステック」とは
柊木先生「ボイステック」は、自分の名前を6秒間、声に出していただくことで、その方の個性が視覚化されるということが一番の特徴です。
清賀なぜ正常なゆらぎに整えることに役立つのかをお教えください。
柊木先生正常なゆらぎに整えるために第一番にやるべきことは、「自己理解」です。人は、自分の個性が理解できていないと、絶対に次には進めないからです。勘違いしたままずっと仕事をしている方や頑張っている方が、気が付くと大切な健康を失ってしまっていることは、少なくない話です。
清賀SNSなど情報過多な世の中に加え、毎日忙しいため、心がついていかずに自分自身の心を無視している、自分が分からなくなっている方もとても多いと感じます。
柊木先生自分の個性と、生き方や仕事がミスマッチを起こしていることは、一つの大きな原因です。自分に合うことや、自分の本質を知ることは心と身体の健康に非常に大切です。「ボイステック」では、もともと持っている個性(本来の特性)と、「自分はこうだ」と頭で思っている今のあなたが視覚化されます。そのギャップが大きい人は自分らしく生きているか、立ち止まってみるとよいかもしれません。
清賀「ボイステック」によるカウンセリングを受けることで、「現在の自分」と「本来の自分」のギャップが改めて理解できるのですね。本来の自分を理解することによって、自分自身の生き方や、周りの人とのコミュニケーションにも良い変化が生まれますよね。
柊木先生そうです。自己理解ができると、家族や周囲の人たちの個性も見えてくるので、コミュニケーションの取り方が変わります。すると、お互いが分かり合え、通じ合える「相互理解」が生まれてきます。自己理解がないと、絶対に相互理解には進めません。だから自分自身を知ることは、とても大切なことなのです。
最高の美を目指して
清賀 そして、イービーエムでは、この個性を視覚化する「ボイステック」を美と健康に活用し、独自のカウンセリングシステムの開発に至りました。それが「ボイセラ」です。美と健康に関しても、心や身体にかかっている目に見えないストレスが肌の状態を作り出していることは、非常に多いと感じます。「ボイセラ」で診断することによって自分が何にストレスを感じるのか、という個性を正しく知ることができれば、スキンケアだけでなく心のケアという面からも、美と健康により深くアプローチできます。
柊木先生そうですね。スキンケアアドバイザーが、しっかりと「ボイセラ」を理解して、
アドバイスできるのは素晴らしいことですね。
清賀 はい、さらに一人ひとりのお客さまに寄り添った美の入口に立つことができると、とてもワクワクしています。今の自分が良いか悪いかを判断するのではなく、個性や自分だけの役割を知って、自分らしくすこやかに生きる一助にしていただければと思います。自分をいたわり、さらに自信を持つことで、お一人おひとりの美しさがもっと輝き、それが一番のアンチエイジングになるのではないでしょうか。
柊木先生なるほど。確かに自分らしく生きている方は、いつまでもエネルギッシュで輝いていますよね。
清賀はい。先生と出会い、「ボイセラ」を受けて、私自身も大きく変わりました。
柊木先生どのように変わりましたか?
清賀「自分らしく生きる」ことができればいいとシンプルな考え方になりました。そして、人と人は同じ空間を一緒にしているので、自分が良くなると相手も良くなって、お互いに高め合えると。このことはお客さまにもお伝えできることです。
柊木先生そうですね。
清賀今の時代、機械を使えば、それできれいになれるのかもしれません。しかし、イービーエムには「手あて」というお手入れの基本があります。相手を想い、感謝の心を持って、お客さまの身体を触らせていただく…。手あてと、ゆらぎたおるなどの技術、その相乗効果で適度なゆらぎに整え、お客さまの美と心身のメンテナンスのお役に立つことが使命だと思います。
柊木先生目指す最高の美へのアプローチ方法を「ボイセラ」によって、視覚化できました。まだまだこれは第一歩にすぎません。これからの進化も楽しみです。
清賀これからも肌だけではなく心が満たされるような、次なる進化した美と健康を全てのお客さまにお届けしたいと思います。
パーソナライズウェルネス診断『ボイセラ』
ボイスセラピーの略。6秒間自分の名前を発声することで、本来の特性、今のあなた、習慣が色のチャートで示され、最適なお手入れ、ストレス解消法などをスキンケアアドバイザーが丁寧に導き出します。詳細や最新情報は、随時webさやんでもご紹介していきます。