堤 信子
Nobuko Tsutsumi
フリーアナウンサー、昭和女子大学、法政大学その他兼任講師。エッセイスト。福岡県生まれ。TV、ラジオ、講演のほか、WEBや誌面での連載など幅広く活躍中。
「〜ねばならない」からの脱出!
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
毎年、前年のエッセイを読み返し、一年を振り返っています。
昨年の内容は「ゆるゆる過ごそう」がテーマでした。
私も含めて昭和生まれの人間は、つい「さらにもうひと息!!」と、頑張りすぎるクセがあるので、そこをゆるめて、楽しくラクに暮らしましょうと抱負を書いていました。
3割くらいは意識できたでしょうか。以前よりは「〜ねばならない」に縛られないようになった気がします。
心に響く言葉で表現してみる
私自身が少し変われた理由の一つに、改善したいことをノートに書いたり、あちこちに貼ったりして可視化をしたというのも大きかったと思います。
意識化するには、やはり工夫が必要です。
スマホの中にメモをするより、紙に筆記具で書いたものの方が、すぐに視界に入るので効果的。
さらに生活空間に、紙に書いた付箋などを貼っておく、これもオススメです。TO DO LISTを冷蔵庫に貼ることをやっている方も多いと思いますが、“もっと心に直結する言葉”ではいかが?
例えば、「気を楽に」とか「ゆるゆる行こう」とか、「なんとかなるさ」と書いたものを、目に留まりやすいところへ。
私は、ベッドルームやスケジュール帳の裏側などに貼って眺めていましたので、より意識することができたと感じています。
視界に入ることで、意識する
いつも視界に入る工夫をする。
これを今年も続けるつもりです。
抱負などを書いて、そのノートを閉じたら、なかなか見ることってないですよね。
人間は忘れる生き物。
「ときどき意識して眺める」こと。さらに「小分けにしてあちこちに貼る」ことを、
ぜひ、やってみてはいかがですか?
夢の実現を応援します
ちなみに、私が貼る予定の言葉は、健康に関するもの。
「骨盤立てて猫背解消!」や、
「はい、深呼吸〜〜!」という言葉が中心となりそうです。
皆さんも「書いて、貼って、可視化」で、あなたの夢をどんどん実現させてくださいね。
〜代官山のキッチンから〜
心地よいコーヒータイムにおすすめのコーヒーやおやつの紹介、エッセイ朗読をお届けします。