私たちのウェルビーイングゆらぎを力に、人生を楽しむ

私たちのウェルビーイングゆらぎを力に、
人生を楽しむ

特集1私たちの
ウェルビーイング

ゆらぎを力に、
人生を楽しむ

“女性が元気であり続けること”を一つの使命として、イービーエムは、お手入れを通してお客さまの心と身体に寄り添ってきました。

女性ホルモンの大きな動きによって起こる、思春期、成熟期、更年期、老年期にわたる世代ごとの不調やお悩みを解決するために、お手入れや化粧品・健美食品の開発など女性の心と身体をケアする”フェムケア”にも長きにわたり力を入れています。

今号は、私たちイービーエムと同じ想いで女性の健康と幸せに長年向き合ってきた産婦人科医の対馬ルリ子先生をゲストにお迎えし、悩みや体験をチャンスとパワーに変えるアドバイスをいただきました。

自分らしく生きるためのヒント、心励まされるメッセージを「さやん」から皆さまへ、心を込めてお届けします。

女性ライフクリニック銀座にて

エントランスの壁面に描かれた画家・堀越千秋氏の絵が印象的な対馬先生のクリニックでお話をうかがいました。

(右)ゲスト 対馬つしま ルリ 先生

医療法人社団ウィミンズ・ウェルネス
女性ライフクリニック銀座・新宿 理事長

(左)聞き手 清賀きよが 邦子くにこ

株式会社イービーエム 取締役
美容家/スキンケアアドバイザー
EBM菌活アドバイザー/
COUKISHIマスター

女性を元気にしたい!

清賀私たちのスキンケアスタジオでは、日々お客さまのライフステージに合わせたお手入れを行っています。特に女性は世代ごとに悩みが変化し、最近では介護のお話をうかがうことも増えました。

対馬先生女性の生き方やライフスタイルも変化して、みんなギリギリのところで頑張っているから、ストレスなどで、身体にも負担がかかっていますよね。

清賀PMS(月経前症候群)や更年期など、女性ホルモンの波に対しての向き合い方について教えていただけますか。例えば、出産や育児、仕事との両立、親の介護などが重なり、女性の身体に関する情報や知識、相談する場所もないために、ご自身を責める方も多いようです。

対馬先生体調や気持ちが不安定になると、「なぜこんなに自分はゆらぐのか」と悩んでしまいがちです。調子が悪くなったりすると、自分自身への信頼もなくして、「私はダメ、もう何もできない」と、否定的になる人もいます。月経も妊娠・出産も、更年期も、ただ辛いことと感じ、それでも乗り越えようと一生懸命頑張っている人は、誰にも相談できない、SOSさえ出せない状況です。

清賀私たちは、誰にも相談できないと、感情を抑えて過ごしている多くの女性に、寄り添いたいと考えてきました。「女性が元気であり続けるために何ができるか」を、皆さんに伝えたいのです。

対馬先生私も同じ気持ちです。子育てうつなども増えて、日本の女性ってこんなに頑張り屋さんで真面目なのに、認められないのは残念すぎると思っています。私も、産前産後も、ずっと続いていく女性の人生を、一人の女性として、ちゃんと見てあげたい、助けてあげたい」という一心で活動しています。女性のクリニックをやって20年ですが、同じように長年女性に寄り添ってきたイービーエムさんとのご縁を嬉しく思います。

更年期は人生の真ん中です

対馬先生女性ホルモンには、波があるのが普通です。自身の体調の波を熟知して、上手に過ごせればいいのですが、現状はそうではありません。社会では「職場でイライラして不安定だとダメ」などのレッテルを貼りがちですが、命を保つために大事な役割をしているホルモンの〝ゆらぎ〟は、エネルギーのゆらぎです。ゆらぎがあることは、生命的に強いということです。

清賀確かに女性は大きなエネルギーを持っていると感じます。

対馬先生ゆらぎを無理に抑えようとしないでください。波があっても、それはエネルギーの元なので、大事にうまく生かしてほしいです。更年期だから、と自分を諦めたように思う人が多いけれど、そうではありません。

清賀更年期に恐れを感じている人は多いと思います。

対馬先生更年期は意外に楽しいものです。人生100年時代、更年期世代はちょうど”ど真ん中”。より健康で生き生きと若々しく、自分がありたい姿になっていくためのジャンピング・スポットのようなものです。自身の健康や理想を考える機会として、良いチャンスに変えられます。

清賀それには、自分にとっての生きがいや満足感、快適なことが何なのかを知ることも必要ですね。

対馬先生「ウェルビーイング」と言いますが、人に左右されることなく、快適だと感じること、”自分で感じる力”を取り戻すことが大切です。楽しんで自分のケアをしたり、自分自身の感じていることを目いっぱい味わうことを大切にすると、更年期も「学びがあって、もっと素敵になりますよ」とお伝えしています。

清賀ゆらぎに寄り添って、自分をプラスに変えていくというのは、素敵な生き方ですね!

エストロゲンのパワー

対馬先生エストロゲン、いわゆる女性ホルモンは、女性の心身を助けながら新しい命を生み出すためのサポートをするものです。

清賀女性の美と健康にとって大切なホルモンなので、上手に摂りたいですね。例えば、植物性エストロゲンで、悪い細胞増殖活性がないため安心して摂ることができる「ITはなびらたけ」などもありますね。

対馬先生これは食材として口にしても安心なキノコから得られるというのが良いところです。

清賀自然界では貴重なものだそうですね。

対馬先生今は栽培によって、安定的にサイレントエストロゲン効果を得られるように開発されています。こうした安心で、機能的なものを知って、エストロゲンを補充するのもおすすめです。
リスクとなる悪い細胞増殖活性がない

ITはなびらたけ

極めて限られた生育環境から「幻のキノコ」と言われているスーパーフード。安全性の高いエストロゲン様活性効果が注目されている。

自分なりのトリセツを持つ

清賀 20代、30代の皆さんには、将来のライフプランに沿ったケアをおすすめされていますね。

対馬先生妊娠前に自分をケアするのは、「プレコンセプションケア」といって、とても大事なことです。子どもをいつ産むか、誰と育てるか、キャリアはどうするかなど、ライフプランを自分で決めることは女性の権利。やりたいことを思いきりやるためにも、自分の身体や健康に対する知識や意識を持って、準備してほしいと思います。自分を大切にすることやライフプランを意識しなかったために、後で悔しい想いをするのは残念なことですから。

清賀自分の身体や正しいケアに対する理解が深まればいいですね。

対馬先生疲れたとき、辛いときには、自分にとって良いものをどんどん与えていくことが重要です。自分を立て直すためには、いろいろなものや人を、頼って良いのです。医療機関やイービーエムさんのお手入れを気軽に利用するなど、元気になるためには自分をどう扱えばいいのかという自分のための取扱説明書、いわば〝自分のトリセツ〟を持てれば、きっと人生は楽しく、楽になると思います。

清賀 そうですね。「頑張りすぎなくてもいいんです」「自分に良いことをたくさんしましょう」とも伝えたいです。

対馬先生人生を「楽しんで頑張る」という気持ちにはパワーがあります。楽しさ、心地良さを感じることで脳は生き生きと働きます。すると女性ホルモンが身体の中を上手に巡ってくれるのです。

清賀 人生が、個性が、輝きますね。

対馬先生そして人とつながり、自分を助けてくれる人がいることに気づけば、やがては自分が次の世代を助けてあげることにつながるでしょう。そうなると嬉しいですね。一緒に女性の健康と幸せを応援していきましょう。

清賀 はい、これからもよろしくお願いいたします。

医療法人社団ウィミンズ・ウェルネス
女性ライフクリニック銀座・新宿 理事長

対馬つしま ルリ 先生

弘前大学医学部卒業、東京大学医学部産婦人科、都立墨東病院周産期センター医長を経て2002年ウィミンズ・
ウェルネス銀座クリニックを開業。
以来、女性のための総合医療を実践。2020年困窮する女性を助ける一般財団法人日本女性財団を立ち上げる。産婦人科医師、医学博士。

株式会社イービーエム 取締役
美容家/スキンケアアドバイザー
EBM菌活アドバイザー/
COUKISHIマスター

清賀きよが 邦子くにこ

美容家歴約20年。イービーエムスキンケアスタジオ国内外約40店舗の統括、教育、開発責任者。健康な心身から生まれる、その人自身の美しさを輝かせることを大切にし、お客さまの心身に寄り添った施術、商品の提供と開発に尽力している。

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