お肌のお悩み・肌トラブル

目の下のシワを改善して、老け顔から若見え顔に大変身!

目元は皮膚が薄く、顔の中でもシワができやすい場所です。「下まぶたのメイクがよれる」「笑ったときにできるシワが元に戻らず残ってしまう」など、目の下のシワに悩んでいる人も多いようです。目の下にシワがあると、それだけで顔の印象が老けて見えてしまいます。
ここでは、目の下にシワができる原因と、目の下のシワを改善・予防するための方法をご紹介します。

目の下のシワのタイプ

目の下のシワには、いくつかのタイプがあります。「目立たないから」とそのままにしていると、徐々に深いシワとなって刻まれてしまうこともあるため注意が必要です。

ちりめんジワ

目の下にできるシワの第一段階ともいえるのが「ちりめんジワ」です。
ちりめんジワとは、皮膚の浅い層にできる細かい小さなシワのこと。じっとしているとあまり目立ちませんが、目元に力を入れたり表情に変化があったりすると、目の下を中心に細かいシワが寄るようになります。「なんとなく肌がかさつく」と思っていたら、実はちりめんジワだったというケースもあります。

表情ジワ

表情ジワは、笑ったり怒ったりする表情の変化の際にできるシワです。
表情ジワは一時的なものなので、本来であれば、表情を戻せば自然とシワも消えます。しかし、加齢によって肌の弾力やハリが失われると、シワが戻らずにそのまま定着してしまいます。目の下のラインに沿って横方向に細く入るシワは、多くが表情ジワと考えられます。

たるみによる深いシワ

まぶたを開閉させる眼輪筋が衰えると、目の周りの脂肪が重力で押され、目の下にたるみとなって現れます。
目の下のたるみが進むと、皮膚の境目が溝のようにへこんで見えるようになり、深いシワとなって刻まれてしまいます。

目の下のシワはなぜできる?


目の周りは皮膚が薄く、とてもデリケートです。さらに、皮脂腺も少ないため乾燥しやすく、しっかりケアをしているつもりでも不十分な可能性があります。
気づかないうちにシワを作らないためにも、目の下にシワができる原因を知っておきましょう。

乾燥

目の下の細かいちりめんジワは、乾燥が原因でできるシワです。
皮膚が薄く皮脂の分泌が少ない目元は、水分を蓄える力が弱く、非常に乾燥しやすい部位です。さらに、皮膚の薄い目元は美容成分が浸透しづらく、スキンケアをしても効果が出にくい傾向があります。

摩擦

目をこするなど、摩擦による刺激がダメージとなって、目の下にシワができてしまうことがあります。
洗顔やクレンジング、メイクの際には力を入れたりこすったりしないように気をつけ、目元への刺激を最小限にとどめましょう。シワを改善しようとして自己流のトリートメントをすると、摩擦によって逆効果になるおそれがあるため、避けたほうが安心です。

眼精疲労や筋力低下

目元の皮膚は、瞬きや目の動きなどにより、起きているあいだは絶えず動いています。また、パソコンやスマートフォンの長時間使用は、眼精疲労を引き起こしてしまいます。
目元の負担や疲れが重なると、目の周りの血行が悪くなり、代謝が低下して乾燥やシワの原因になります。

表情の癖

眉間にシワを寄せたり目を細めたりする癖があると、目の周りの筋肉が硬くなり血行不良を招くおそれがあります。顔の表情筋は全部つながっているので、一部の筋肉のこりが目の下のシワの原因にもなってしまいます。
目の酷使と同様に、表情の癖も意識的に直すようにしましょう。

たるみ

目の下のたるみは、くっきりとした深いシワを作り出してしまいます。目元の乾燥や血行不良は、目の下のたるみの原因にもなります。
また、肌の弾力やハリを支えるコラーゲンが減少すると、目の下の皮膚を支えきれなくなってたるみが生じ、それに伴ってシワが目立つようになるため、ケアが必要です。

目の下にシワがあるとなぜ老け顔になる?


目の下にシワが入っているだけで、見た目が一気に老け顔になってしまいます。目の下にシワがあると目元が暗い印象になり、ひどく疲れた顔に見えてしまうのです。
さらに、目元のシワにファンデーションが入り込み、メイクのりが悪くなったりアイメイクがよれたりすることもあります。シワを隠そうとしてファンデーションやコンシーラーを重ねても、かえってシワを際立たせて逆効果になりかねません。

目の下のシワ改善&予防方法を紹介


目の下のシワは、ケア次第で改善や予防を目指すことができます。シワが深く刻まれてしまう前に、しっかりと対策をしておくことが大切です。
なお、目の周りの皮膚はとても薄いため、少しの刺激でもダメージになってしまう可能性があります。目元のケアで肌にふれるときは、決して力を入れずに薬指を使ったやさしいタッチを意識してください。

保湿ケアで乾燥対策をする

目元の乾燥は、細かいちりめんジワを引き起こす上、肌のバリア機能を低下させる要因にもなります。
目の下が乾燥しないように、化粧水や乳液、美容液、クリームなどで、目のきわまで丁寧に保湿ケアを行いましょう。ローションをたっぷり含ませたコットンを目元にのせたり、目元専用の美容液やアイクリームを使ったりするのもおすすめです。クリームなどを塗るときは、目の下をこすらないように、力の入りづらい薬指でやさしく延ばすといいでしょう。

紫外線やブルーライトによる老化を防ぐ

紫外線によるダメージが蓄積すると、肌のターンオーバーが乱れて皮膚の老化が進んでしまいます。目の下のシワを予防するには、紫外線対策は必須です。日焼け止めのほか帽子やサングラスなども活用し、一年を通してしっかり対策をしてください。

また、意外と知られていませんが、ブルーライトも紫外線と同じように肌の光老化を招く要因になるといわれています。光老化とは、紫外線を含む光を長期間にわたり浴び続けることによって、年齢に関係なく引き起こされる肌のシミ、シワ、たるみといった肌の変化のことです。
つまり、パソコンやスマートフォン、テレビ、ゲーム機器などの画面を長時間見ていると、ブルーライトによってシワのリスクが高まってしまうのです。できるだけモニター画面に向かう時間を減らし、仕事などでパソコンを長時間使う場合は、ブルーライトをカットするメガネを取り入れて目の周りの皮膚を守りましょう。また、液晶フィルムなどをモニターやスマホ画面に貼りつけることで、ブルーライトを軽減することも可能です。

摩擦による刺激を避ける

目の周りは、洗顔やクレンジングの際に力を入れてしまったり、朝起きたときや目がかゆいときなどにこすってしまったりと、無意識のうちに刺激を与えがちな場所です。
洗顔のときはたっぷりの泡でやさしく洗い、拭き取りタイプのクレンジングでアイメイクを落とすのは避けましょう。顔を洗った後や汗を拭くときなどに、タオルでゴシゴシとこするのも禁物です。

眼精疲労には血行促進

眼精疲労は目の周りの血行不良を引き起こし、目の下の乾燥やシワの原因になります。目の疲れをやわらげるには、ホットタオルやホットアイマスクで目元を温めると効果的です。
また、トリートメントでも顔の筋肉をほぐして、血行促進を働きかけることができます。ただし、目元を自己流でトリートメントすると、摩擦による刺激でかえってダメージを与えてしまうおそれがあります。トリートメントをする場合は、おでこから生え際の「前頭筋」や、こめかみのあたりにある「側頭筋」のほか、首の付け根のくぼんでいるところ、いわゆる「盆の窪」を押してみましょう。硬くなった顔の筋肉をほぐし、目の疲れを休める効果があるといわれています。

表情筋のこりをほぐす

長時間のパソコン作業など、ずっと一点を凝視していると、目の周りの筋肉がこわばってしまいます。適度に休憩を挟み、目を閉じるなどして目を休ませましょう。また、ゆっくりと瞬きを10回程度行うだけでも、眼輪筋のストレッチになります。

プロが教える!目の下のシワ改善スゴ技

続いては、目の下のシワ改善に向けた、プロならではのケアについてご紹介します。

顔の骨の状態をよくする

骨密度が低下する骨粗しょう症は、女性に多く、40歳を超えたあたりから影響が出始めるといわれています。骨が弱くなると顔の骨量も減り、頭皮がゆるんでシワやたるみを引き起こします。例えば、頭蓋骨の骨量が低下してもろくなると、眼窩(眼球の入るくぼみ)が徐々に広がり、目の下にシワが入ってしまうのです。
スキンケアスタジオやサロンによっては、このような骨の老化を食い止めるために「顔面骨トリートメント」を導入している場合があります。顔面骨トリートメントは目元のたるみやシワのほか、目や首の疲労回復にも効果的です。

プロならではのアイテムを使ったスキンケアを行う

市販品ではあまり見られない美容アイテムを使ったスキンケアが受けられるのも、プロによるトリートメントのメリットです。
特に、目の下のシワ対策に注目されているのが、非常に高い抗酸化力を持つといわれる「フコキサンチン」という成分です。UVケアや保湿ケアに取り入れることで、より効果的に光老化を防ぐことができるでしょう。

保湿しているつもりでもうるおいが足りていないことも

目の下のシワを改善に大切なのが、目元の血行促進です。しかし、肌のうるおいが維持され、きちんと土台が整っていなければ、血行促進のためのトリートメントが、反対にダメージになってしまう可能性があります。
肌の状態は一人ひとり異なるため、自分で見ただけではなかなか判断が難しいものです。特に目元は、乾燥が進みやすい部位なので、しっかり保湿を行っているつもりでも、実はうるおいが足りていないケースがよくあります。セルフケアでシワや乾燥が改善しない場合は、自分の肌の状態を正確に見極めるためにも、一度プロのケアを受けてみることをおすすめします。

目の下のシワは早めのケアで進行を食い止めよう

目の下のシワは、「メイクのりが悪い」「目元がかさつく」といった違和感から気づくケースが多いもの。しかし、初期のちりめんジワの段階であれば、徹底した保湿などセルフケアで改善できることも少なくありません。
目の下にシワがあると、それだけで老け顔や疲れ顔に見えてしまいます。保湿や紫外線対策、表情の癖などに注意を払い、シワを予防して若々しい印象を取り戻しましょう。

基礎化粧品会社イービーエムが展開する全国の「スキンケアスタジオ」では、肌の状態やシワの原因を見極め、一人ひとりに最適なケアを提案しています。
シワ改善のアドバイスも行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。


この記事の監修者

医学博士。聖マリアンナ医科大学医学部卒。 聖マリアンナ医科大学病院、昭和大学病院、墨田病院などを経て、現在は子育てをしながら産業医として活動している。